プロフィール

いとう ゆき

ブレインフード研究所代表
栄養セラピスト

ブレインフード研究所代表。YUKI ITOH LLC 代表。日本リビングフード協会代表。一般社団法人国際食学協会理事。日本スーパーフード協会顧問。東京家政大学大学院健康栄養科修了・修士(家政学)。米国 Natural Gourmet Institute 卒業・シェフ。 Maryland University of Integrative Health 博士課程在籍(臨床栄養学)。自身の闘病をきっかけに食に対する関心を高め、国内外の専 門学校でマクロビオティックやリビングフード、スーパーフード、グルテンフリーダイ エット、糖質制限食など食事療法と健康食を幅広く学ぶ。現在はニューヨークに在住 し、日本とアメリカを行き来しながら健康的な食事とライフスタイルの普及に努める。 雑誌や WEB で健康食に関する情報を積極的に発信するほか、イベントやセミナー、料理教室も手がけ、実例豊富なわかりやすい講義に定評あり。著書に『スーパードリン ク・レシピ』(主婦の友社)『星座別・運を呼び込む幸せレシピ』(キラジェンヌ) 『グルテンフリーのベジヌードル☆レシピ』(二見書房)『スーパーフード便利帳』 (二見書房)など多数。

「健康な人には病気になるという心配があるが、病人には回復するという楽しみがある」

– 寺田虎彦–

過去の闘病とブレインフード

私が、栄養学の中でも、とくに腸脳相関に興味をもった理由は2つ。ひとつ目は父、そして、ふたつ目は私自身の闘病経験です。私の父は、私が高校に入学してすぐにパーキンソン病を発症しました。父はその後、10 年以上もその病と闘い、ついにはア ルツハイマー病を併発して病院のベッドにくくりつけられ、最後は肺炎でこの世を去りました。

一方、私自身は 10代の頃から過敏性腸症候群(IBS)とアトピー性皮膚炎に悩まされていました。父を早くに亡くし現代医療の限界を目の当たりにした私は、試行錯誤の末、自らの症状を食事療法で改善させました。当初はステロイドも使用し、一時はアトピーの症状が全身にまで広がり3ヶ月も入院するほどでしたが、結局、食事を見直すことで薬も断ち切ることができました。それをきっかけに私は食事療法に関心をもち、その後も自らの体質改善と研究のため、マクロビオティックやリビングフード、パ レオ、糖質制限、グルテンフリー、断食など注目の食事療法を身を以て体験し、その効果を試しています。言ってみれば「食事療法オタク」といったところでしょうか。

このように食と体の法則を追究しているうちに気づいたのは、腸と脳は密接な関係に あるということでした。思い起こせば私の父は腸が弱かった。もしも父がまだ健在であれば、私はなによりも先に父の腸を調べ、ブレインフードで腸を修復させたでしょう。 また、パーキンソン病やアルツハイマー病は遺伝性の病気です。ということは、私自身も疾病の可能性を秘めているということ。だからこそ、私は脳を健康に保つすべをどうしても知る必要があったのです。

研究を進めていると、面白いことに「食を整え、腸を正し、脳にアプローチする」と 様々な健康効果が期待できることがわかりました。脳に照準をあて腸から食を見直せ ば、認知症の予防や改善だけでなく、学力や身体能力の向上、感情のコントロール、自閉症スペクトラム障害の緩和、減量・増量、妊娠しやすい体づくり、中毒症の断ち切りなども目指せるのです。皆様にもこれを知って頂きたく、私はブレインフード研究所を立ち上げました。

We are what we eat. 私たちの体は私たちが食べたものでできています。あなたもブレインフードを取り入れて、自分史上で最高の自分に出会ってください。

Video Presentation

闘病が食事を見直すきっかけに

学生時代からくすぶっていた過敏性腸症候群(IBS)とアトピー性皮膚炎が、一人暮らしを初めて食生活が乱れた途端に悪化。これが食事を見直すきっかけとなった。

大好きだった父がアルツハイマーに

父は、私がまだ10代の時にアルツハイマー病を発症。この頃は何の知恵もなく、症状の進行を見守ることしかできなかったのが悔やまれる。それが私の仕事に対する起爆剤。誰にも私と同じような悔しい想いをして欲しくない。